「サリーさんの楽しめる怖い本、紹介欄」モロッコ幻想物語 ポール・ボウルズ (編集), 越川 芳明 (翻訳) 岩波書店 刊行

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サリーさんの楽しめる怖い本、紹介欄

はあぁ〜〜!! 

この混迷しまくる悪夢的幻想の世界!! 

むわっとくる暑苦しさ!! 

モロッコに行ったことはないけどね、この本を読んでいるとね、なんだか、深々とからっからに乾いた熱帯夜というか、そういうのが迫ってくるんですよ!! 

う〜ん、眠りたいけど、悪い夢しか見そうにない! 

そんな夜へようこそ〜。

詩的な文章が流れるが如く脳のシワに染み込んでいくんですよ。

忘れたかったら、ツマヨウジでほじくるしかないよねって感じ。

いやいや、忘れてなるものか!! 

昼間の場面でも夜のようなこの雰囲気、か〜んと広がるモロッコの夜空を簡単にイメージできてしまいますよ、ほんと。

虚弱なサリーさんには、戦えない厳しい自然環境の只中に、むくむくと溢れ広がるダークな浪漫!

登場人物たちの会話がね、なんだか、レトロな舞台の上で繰り広げられてるようにも感じる物語もあり。

日本にいながら、モロッコの夜の端っこを覗き見てるような、どきどき感がいい!! 

砂漠は写真だけでいい!! 

暑いはいらない!! 

でも、どうして熱帯の幻想は、最高に魅力的なんだろうか。

例えば、サン=テグジュペリのように、砂漠の夜間飛行に陶酔するみたいに。

方角も分からなくなってしまうような危なげな旅に憧れるなんて、自殺に憧れるようなもんじゃないか!と思うわけですよ。

でも、妄想してしまうんだよなぁ、これが。まあ、サリーさんのようにモロッコに行く金と体力がないみなさん、この本を読んでズッポシ浸かり込もう。

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