「サリーさんの楽しめる怖い本、紹介欄」巨人ポール・バニヤン―アメリカの奇妙な話〈1〉アメリカの奇妙な話〈2〉ジャージーの悪魔(ちくま文庫) ベン・C. クロウ (編集), Ben C. Clough (原著), 西崎 憲 (翻訳)

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サリーさんの楽しめる怖い本、紹介欄

アメリカは、新しい国! 

そう、荒海をどんぶらこと乗り越えて、

出港時、200人以上いた乗船者を厳しい船旅で2桁まで減らして、

ようやく新大陸に辿り着いて、

到着したばかりの時に散々助けてもらった先住民族を蹴散らして、

アフリカから原住民をさらって来て、

同じ移民同士なのに国が違うからって喧嘩ばっかりしてて、

それが落ち着いたかと思ったら、今度は南北に分かれて大戦争が勃発! 

そんな賑やかすぎる大国にしちまった移民たちには、民話も神話もないわけで。

逆にしっかりそういうのって持ってるのは原住民族であるのですよ。

カトリック教徒よりも母国から追放されたり、逃げてきたりしたジャコバイトとか、

そういうのの宗教が微妙に混じり合った奇妙奇天烈で、

薄気味悪くて、グロテスクな、わけわかんない、新しい伝説がわきわきあるんですよ!! 

ドラマの「スーパーナチュラル」のウィンチェスター兄弟が大暴れしてるのも、

あれってアメリカの都市伝説が下地だよね。

この本は、そういうアメリカ移民が残してきた散文的伝説の数々です。

奇天烈な話も多いけど、混濁した未知の恐怖があって、ホラー・ファンも楽しめると思うよ。

「スリーピー・ホロウ」も、この中に入っとります。

クトゥルー・ファンも必見だと思う!! 

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