某団地の話 – 其の一

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今日はサリーさんが昔住んでいたヤバい団地のお話だよー!

【怖い話】某団地の話 ‐ 其の一

某団地の話 – 其の一

某って、まあ、こういう話の場合。

地名や建物の名前は、伏せておく、というのが、一般的であるからして。

第一、そこには、たくさんの人々が住んでいる。

そこに「出る」と書かれてしまうのは、たとえ真実とは言え、いかがなものか?

だが。

実際、言いたくなってしまうくらい、そこでは苦労した。

出る。だけではなく、そういうののおかげか、ひどく体調が悪かった。

かなり強烈な体験がいくつかあるから、こそっと紹介させていただくことにする。

その団地は、なかなかファンタスティックな名前だ、いくつも立っている棟の中の一棟。

そこの三階に、当時の私は住んでいた。

始まりは、「窓」である。

夜、寝ていると、約三日に一度の頻度で、ものすごく嫌な夢を見ていた。

窓の格子を乗り越えて、作業服姿の中年男が、入り込んで来ようとしている夢だ。

血走った眼を見開いた、浅黒い顔に胡麻塩頭。

私を凝視しながら、今しも入って来ようとしている。

私は、夢の中で必死になるのだ。

全力で両手を突き出し、どんっ ! と突き押す。

一度だけではなく、何度も突きつづけて、ついには、三階下へと落下させるのだ。

ハッ! として、窓から見下ろすと、目を見開いたまま、

仰向けになって死んでいるらしい。

私は、頭が真っ白になり、侵入者とは言え、殺してしまったことに絶望する。

しかし。

もう一度見下ろしてみると。

赤黒い血溜まりがあるだけで、死体は消えている。

そんな悪夢を何度も見ていた。

不快極まりない寝覚めである。

その上、何度も見ている内に、男の作業服の感触や、妙に荒い息が、はっきりしてくる。

同じ夢だと思っていたが、わずかずつ違っていることにも気が付いた。

初回に比べて、なかなか落ちなくなっている。

作業服の色は、薄いグレーだったが、次第に黒ずみ、血のような染みも表れた。

全く抵抗しなかったのに、押し返してきたり、私の肩や腕をつかもうとしたりしてきた。

ヤバい・・・。

理屈抜きの勘に従って、窓の上に、お札を貼った。

あたりまえにように、夢は見なくなった。

少しほっとして、2~3ヶ月たった夜のことだ。

ドンドンドン!

ドンドンドン!

夢が帰ってきた。

だが、お札も効いていたらしい。

あの男は、窓を開けることができないまま、何度も叩き続けている。

ドンドンドン!

ドンドンドン!

徹底的に無視する。

9日ほど経ったか。

男は来なくなった。

お願いとお約束

怪談朗読をされておられるYoutuberの方々。
サリーさんの怖い話を朗読していただけたら幸いです。
その時は、一言ください。そしてHPのリンクを貼ってください。
約束だよ!!

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