夜釣りの怪

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今日はサリーさんの叔父さんが体験したお話だよー

【怖い話】夜釣りの怪

夜釣りの怪

この話は、聞いた話だから、短い。

私の叔父は、生前、海釣りに凝っていた。

早朝、昼間、夜間。

春夏秋冬、釣りに行っていた。

荒磯に座り、釣り糸を投げる。

笑うと税金を取られる、と思っているのではないか、などと言われるくらい、無愛想であった。

嘘も冗談も、滅多に言うタイプではない。

そんな叔父から、こんな話を聞いた。

夏の夜釣りに、友人と二人で出掛けたそうだ。

叔父しか知らない、いい釣り場で、二人で並んで、釣り糸を垂れていた。

月が煌々と照る夜。

会話も途切れ途切れになってきた。

叔父が、ふと、友人の足下を見ると。

「ん?」

すうぅ・・・と薄煙を立ち昇らせる線香の束がある。

線香 ?

蚊除けなんて、持ってきたことはないし、線香の束が、蚊除けに効くなど、

聞いたことがない。

月光をたっぷりと含んだ闇の中。

思えば、細く、ほの白い線香の煙が、はっきり見えたものだろうか?

なぜか、友人に、聞く気が起こらない。

けっきょく、黙ったままであったそうだ。

別に、これといって何事もなく、夜明け方に帰宅し、仮眠を取っていると、電話が鳴った。

つい、さっきまで一緒にいた友人が。

二人で夜釣りに行った友人が、息を引き取ったという。

疲れたから、寝るよ、とベッドに入ったのだが、

奥さんが起こしに行った時には、もう死後硬直が始まっていたらしい。

叔父は、寡黙な人であった。

「あの線香は、なんだったんかな」

むす、として、呟いていた。

叔父から、聞いた不思議な話はそれだけであった。

お願いとお約束

怪談朗読をされておられるYoutuberの方々。
サリーさんの怖い話を朗読していただけたら幸いです。
その時は、一言ください。そしてHPのリンクを貼ってください。
約束だよ!!

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