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サリーさんが体験したこわい話だよー


実は、ついこの間の話。

そうは言っても、「平成」のこと、と書くと、 何か遠い昔のことのように聞こえてしまうが。

4月18日、AM 10:40。 私は、銀行にいた。

やたらと人が多い。

キャッシュディスペンサーの前に、ずらりと行列が出来ていた。

私は、真ん中辺りの列の後ろに並んだ。

進み方がトロく感じて、いらいら開始。

前を見ないようにしようと、携帯を取り出した。

しかし、マジでトロい。

ふと、右側を見ると、椅子が5脚、置いてあった。

全部に、人が座っている。

ん・・・?

右から4番目の椅子に座っている男の子が、こちらをじ・・・っと見ている。

別に私を見ているわけではないだろう、と思いたいが。

携帯の画面から顔を上げる度に目が合う。

ただ、ただ、無表情。

まさか、ね・・・。

椅子に座る人は、忙しなく入れ替わり立ち替わり。

だが、男の子は、ずっと座っている。

あまりいい気がしないまま、ようやく、私の番が来た。

お金をおろして、振り返ると・・・。

は、なんで ?

やはり、男の子は、私を見ていた。

妙に大きなギョロ目と目が合った。

すると、男の子は、

にぃやぁ~っと口を横に突っ張るように笑った。

全身の鳥肌が総立ちした。

歯が・・・。

男の子には、歯がなかった。

上も下も、一本も。

濁った桃色の歯茎が見えた。

うぅわっ !

足の裏が床に張り付いたかのように、全身が膠着した。

すると。
は ?!

男の子は、まるで電波障害を食らっている、テレビ画面のように、ぐんにゃりと捩れ、歪んだ。

ギョロ目が、ぐるんっと上向きになった。

灰色のスーツを着た小太りの男が、まるで椅子に誰も座っていなかったかのようにドスン、と座った、男の子は歯のない口をひん曲げながら、クチャッと潰れて消えた。

呆然としていたら、ささくれだった背後から声がした。

「すみませんっ!」

突っ立った私が邪魔だったのだ。

どっと、肩をぶつけるようにして、銀行を足早に出て行った。

灰色のスーツの男は、何かの書類をパラパラとめくりながら、革靴のつま先で、タン、タン、タン、タン、と床を叩いていた。

歯のない男の子は、灰色のスーツの男に潰されて消えた。

お願いとお約束

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サリーさんの怖い話を朗読していただけたら幸いです。
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約束だよ!!

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